2月7日は北方領土の日
154年前の1855年2月7日、ロシアとの国交を開いた日露通好条約で、択捉島以南の四島が日本固有の領土と認めたのはロシアである。
しかし、ソ連は第二次大戦の日本の敗戦に乗じて不法に占拠し、そのま また現在、択捉島、国後島(くなしり)島、色丹(しこたん)島、歯舞(はぼまい)群島のいわゆる北方四島はロシアに実効支配されている。
四島返還は国民の悲願であり、領土の日は、その一日も早い返還を願って28年前に制定された。
今まで領土問題解決への糸口は見あたらず、手詰まりの状態が続いている。しかし、世界的な不況は、石油などエネルギー価格の急落を招き、ロシアの経済基盤は弱まっている。
国内に有望な産業のないロシアにとって、先端技術を誇る日本の協力を必要として、昨年の7月サミットから日本へ接近する態度を見せはじめている。
麻生首相は施政方針演説でも「領土問題の最終的解決に向けた交渉を進める」と表明しており優位な立場での粘り強い交渉を通じて解決の糸口を見出して欲しい。
Mugenn
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