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2009年2月23日 (月)

イスラエル文学賞受賞演説にみる村上春樹の心情

Untitled_2  作家の村上春樹氏(60)は個人の自由などをテーマに優れた作品を発表した作家に贈られるイスラエルの文学賞「エルサレム賞」を受賞した。

 村上氏の受賞理由は「芸術的業績と人間への愛に深い敬意を表する」「作品にヒューマニズムが明確に反映されている」ということで、 イスラエルでは「ノルウェイの森」など村上氏の数作品がヘブライ語に翻訳され、人気作家として定着している。エルサレム賞はこれまで米国の劇作Untitled2 家アーサー・ミラーのほか、ノーベル文学賞受賞者の英哲学者バートランド・ラッセルらが受賞している。

村上氏は、イスラエルのガザ攻撃を容認することになるということで受賞には多くの反対があったが、あえて自分のメッセージを伝えることを選び15日の授賞式に出席した。

受賞演説の中で敢えて受賞式に出席した理由とイスラエルのガザ攻撃には反対であるという意志を

「高くて、固い壁があり、それにぶつかって壊れる卵があるとしたら、私は常に卵側に立つ」と、表明し、更に

「私たちは皆、多かれ少なかれ、卵なのです。私たちはそれぞれ、壊れやすい殻の中に入った個性的でかけがえのない心を持っているのです。わたしもそうですし、皆さんもそうなのです。そして、私たちは皆、程度の差こそあれ、高く、堅固な壁に直面しています。その壁の名前は「システム」です。「システム」は私たちを守る存在と思われていますが、時に自己増殖し、私たちを殺し、さらに私たちに他者を冷酷かつ効果的、組織的に殺させ始めるのです。」と訴えた。

ものいわぬ日本人が多い中で勇気を持って自己主張した村上春樹氏の態度は立派で演説もすばらしいものであった。

日本のマスコミは節穴で中川前財務省の報道はしつこく繰り返し、面白おかしく報道するが村上氏の演説の報道はほとんどしていない偏重振りだ。

村上春樹氏の演説位は全文紹介して欲しいものだ

演説の全文→http://www.47news.jp/47topics/e/93925.php

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コメント

 村上氏の姿勢に共感します。
 受賞演説でイスラエルのガザ攻撃に反対することは、勇気のいることだと思います。
 一刻でも早く完全停戦が実現され、和平が進むことを願います。

投稿: ふる | 2009年2月24日 (火) 20時48分

spadeふるさん
日本人でましてイスラエルでこの演説は立派でしたね。
回りをきょろきょろ見回しながら発言する政治家は見習って欲しいものです。

投稿: Mugen | 2009年2月24日 (火) 21時15分

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