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2010年6月24日 (木)

日産ゴーンの報酬8.9億円の評価

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日産のCEOカルロス・ゴーンの年報酬額が8.9億円と発表された。
その高額さに驚かされ理由のいかんを問わず日本にはなじまない。

ゴーンは優秀な経営者で、日産の危機を見事に立て直した。
その手腕は誰もが認めるところで世界の経営者として賞賛さんされた。

しかしコストカットのため大規模なリストラと下請け企業の締め付けの結果の再建であったことも事実で、
企業の存続のためには否定できないが
亀井静香がゴーンは「大量の首切りを行い自分は高額報酬を得ている」と、違う視点からの見方で疑問を投げかけた。

ゴーンはワールドスタンダードからは決して高額ではない。日産を立直し業績を上げていると反論する。
確かに世界を見たら例えばアメリカの金融業会、スポーツ選手、など上には上があるがいまやこのワールドスタンダードが正しいのか疑わしい。

アメリカの利益至上主義、資本主義競争社会はほんの一握りの人間が世の中の富を集中させ多くの貧困層が生まれ破綻の兆候が見えている。

ゴーンはまさにその申し子のような人物で自分の能力、価値を高める為の高額報酬は必要かもしれないがワールド企業を率いる社会的責任と倫理観が求められる。

マイクロソフトのビルゲイツは遺産のほとんどを世の中に還元する意志を表明しているがゴーンも高額報酬のなかから社会還元する姿勢を見せて欲しい。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

 8.9億円とは、驚きました。
 亀井氏の指摘に同感です。
 

投稿: ふる | 2010年6月24日 (木) 20時28分

ふるさん、Mugenさん難しい問題ですね。

アメリカの「リバタリアニズム」と言う考えがあります。GMの会長にしろ、アメリカ、日本の富裕層はほとんどこの考えに賛成のようです。
私も、所々賛成する箇所はありますが、今回の報酬に関しては、個人の問題であり、何者にも妨害されない。としています。
特に、”お金持ち”からよりたくさん、税金を取るなど”以ての外” のようです。

昨年、アメリカで問題になった三大自動車の会長の報酬と同じで、会社が赤字だろうが倒産しようが関係無いのです。「決まった報酬をもらって何が悪い」という具合です。上場企業のCEOは結局雇われなんですから会社がどうなろうと関係無いのです。

しかし、人間の欲は底無しなんですね。我々庶民には解らないのかもしれませんが、約9億もらっていたら、私なら1年分だけで何もしなくても十分良い生活できるのですが・・・。
ビル・ゲイツなど、一生掛かっても使い切れない。でも、まだ欲があるのですから解りません。還元しても良いでしょうね。

起業家など、努力し、それだけの責任があるのだから、たくさんの報酬があっても当然です。しかし、
 それはどのくらいの金額が妥当なのか?
 会社の経営状態でどのくらいまで下げるべきか?
 会社の社員(人材)の面倒はどのくらい見るべきなのか?

また、それを「市場や企業倫理」に任せるべきなのか?
    政治の力で強引に規制すべきなのか?
難しいですね。

 ただ、リーマンショック、サブプライム問題を起こした、マネー資本主義など、そろそろ、自由資本主義 の限界であるようです。
富裕層がやりたい放題している状態になっていますので、強制的な規制を掛けざるを得ないようです。そうしないと、戦争になるとさえ言われています。歴史的にも戦争(革命)の発端になってますからねえ。

投稿: Toms | 2010年6月30日 (水) 13時17分

spadeTomsさん
「リバタリアニズム」という言葉知りませんでした。
しかしアメリカの3大自動車会社の社長が国の支援を要請する
のに自家用ジェット機で来たのはひんしゅくをかいさすがのオバマ大統領も怒っていましたがリバタリアニズムを都合の良いように解釈したものだと言わざるをえないですね。
世界経済が成長を続けうまく循環していた時代はその考えでもなんら支障はなかったと思いますが今は違います。
それと中小企業が多く終身雇用、家族的経営でやってきて日本の成長を下支えしてきた社長は自分の給料を減らしてでも従業員に給料を払うというスタンスでした。
やはりゴーンの9億はなじまないような気がします。

投稿: mugen | 2010年7月 2日 (金) 02時08分

Mugenさん、政治哲学という分野です。私は専門ではありませんが、興味が有り色々な本を読んでいます。もちろん、難しくて本当に理解できているのか疑問ですが。(笑)

つい最近まで ”NHK教育” で放送していました 「ハーバード白熱教室」 のマイケル・サンデル教授は 「リバタリアニズム」の反対論者です。

「リバタリアニズム」の対極にあるのが 「リベラリズム」いわゆる ”リベラル” だそうです。

とにかく、
「リバタリアニズム」では、”富の再分配” は個人の財産権の侵害であると言っています。
ゴーンさんに取ってみれば、
 「私個人が、努力し今の地位、報酬を手にした。何が問題なのか? どうして会社に戻さなければならないのか?」
と言いたいところでしょうね。
もっとひどい言い方すれば、
 「あなたも努力して、CEOになればいい。」
と言うことになります。

こういう世の中が、いつまで続くのか心配です。どこかで、不満が爆発するのではないか?(特に中国で)

投稿: Toms | 2010年7月 3日 (土) 22時42分

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