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2012年3月12日 (月)

太古に想いをはせる  進化

1000万年前の巨大な鯨の祖先の化石が栃木県宇都宮市でで発見されたという報道があった。
見つかった化石は河川敷に出現した、ゴロゴロとした石の塊で、ナガスクジラやミンククジラの祖先にあたるものだった。体長およそ8メートルあり頭から尻尾の部分の骨までそろっていて進化を考えると非常に興味深い。
実は、およそ1000万年前、関東平野は、現在の栃木県や群馬県を含む大部分が海の底だったという。世界的に見ても貴重な情報になるこの標本は栃木県立博物館で展示されることになっている。

また先ごろ
ロシアの研究チームが約3万2000年前の種子から花を咲かせることに成功したという報道もあった。
開花したのはシベリア原産でナデシコ科のスガワラビランジ。
氷河期に、リスが食料貯蔵のために隠し埋めたと見られている

摂氏マイナス7度で長期間凍結していた種子を発芽させた点に大きな意義がある。その後も順調な生育経過をたどり、花が咲いた1年後には新たな種子を実らせた

ノルウェー領スピッツベルゲン島にあるスバールバル世界種子貯蔵庫をはじめ、
世界中の種子保存プロジェクトはいずれも種子の凍結保存を前提としているから非常に貴重な情報となる。

今回の研究は、永久凍土が“古生物遺伝子の貯蔵庫”の役割を果たしている可能性を示唆しており、永久凍土を探せば、復活できる絶滅種が見つかるかも知れないという。非常に興味深い。

さらに
ロシアの北極圏で2年前にマンモスの子供が発見されている。
この標本は約4万年前に生後1カ月で死んだマンモスのメスの子どもで、“リューバ”と呼ばれている。
マンモスの赤ちゃんの消化器官を分析したところ、残留物の中に糞便と母乳が見つかった。
“リューバ”の腸内で見つかった糞便の残留物は、赤ちゃんの腸内に健康な微生物群を定着させるために
母親が自分の糞を食べさせたものだと考えられる。
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 リューバの歯からは、更新世の末期(約1万年前)に氷河時代の哺乳類が大量絶滅した原因の手掛かり
が得られる可能性があるという。「今回の調査をもとに後期更新世の絶滅を解明できるかもしれない。
主な原因として気候変動と人間による狩猟の2つが挙げられているが、いずれ明らかにできるだろう」と
これまた興味深い。

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1 :帰社倶楽部φ ★:2012/04/06(金) 15:07:11.48 ID:??? 1万年以上前のシベリアに生息していたマンモスの死骸が完全に近い状態で見つかった。死骸にはライオンに襲われ、ヒトに解体処理されたとみられる痕跡...... [続きを読む]

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