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2013年9月21日 (土)

危険にさらされる福島の汚染水と国の対応

オリンピック招致プレゼンテーションで安倍総理は海外から不安視されている福島の汚染水問題についてコントロール下にあり心配ないといった。

しかし国民のほとんどはそうは思っていないし、実態は首相の認識とはかけ離れていて制御できていない。
総理の発言は国際公約になり東電任せではなく国が主体となって取り組む姿勢を見せようとしているが、そんなに簡単な問題ではない。

1昨日、福島で震度5以上の地震があってきもを冷やす思いがしたが、実は福島原発の4号機は水蒸気爆発があって建物の外壁が吹っ飛ばされており、もし大きな地震が起き使用済み燃料棒を冷却している水槽が破損して燃料棒が空中にさらされるとそれこそ大変なことになる。
しかも
福島原発の事故処理を担う東電や政府関係者が、事態の過小評価や、不都合な情報を伏せるといった行為を繰り返し
原発をめぐっては、電力会社の隠蔽(いんぺい)体質と政府による情報操作まがいのやり方をいやというほど見せつけられてきた。

汚染水については東電は11年に既に遮水壁の設計を検討していたが、費用が1000億円と試算されると、債務超過になり会社が破たんの危機にさらされるといって先送りを望むと当時の海江田大臣もそれを認め、国民の安全より企業の都合を優先するという本末転倒の対応をした。

国会はというと
汚染水の問題など審議すべき重要な政策課題が目の前にあるにもかかわらず、閉会中したままで審議しようとしていない。

さらに一方ではこいう状態でも原発を何とか再稼動させようとしている。
大飯原発活断層について 原子力規制委員会が 関電の反論に屈する形で活断層でないと判定を覆した。

先の衆院選では自民党は10年かけて脱原発の方向性を決めるといったがその場しのぎの詭弁であって原発再稼働が既定路線になりつつある。

経済にとって安価な(結果的に安価とは言えないが)電力は重要だとの認識は否定するものではないが、それ以上に国民の安全、将来を見据えると人間の手で制御する方法がわからないし原発は地震大国である日本ではやめるべきである。
現に原発は現在一基も稼働していないし今年の猛暑も電力不足に陥ることなく乗り越えている。

再稼働をずるずる認めることは、あれだけ問題視されていた発送電分離も進まないし、電力会社の総括原価方式も改革されないし代替エネルギーへの転換も技術革新も進まない。

ここでははっきり原発ゼロに舵を切るべきと思う。

以下の動画はぜひ見ていただきたい。
「なぜマスコミは放射能汚染に関する報道をしないのか?」 武田邦彦

数十年後の放射能拡散予測地図 太平洋全部が高濃度放射能汚染

小出裕章:4号機燃料プールが崩壊すれば日本は おしまい です


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コメント

安全は大好きだ。神話も好きだ。安全神話作りは得意で、すぐに信じられる。広めるのもたやすい。
我が国の国策は、安全神話と深く関係しているに違いない。
だが、最悪のシナリオを想定するのはひどく難しい。恣意(本音)の人ならそうなる。
これは、平和ボケのようなものか。

太平洋戦争初期に、フィリピンの米比軍はキング少将もジョーンズ少将も投降して、75000人以上の将兵の命を救った。
太平洋戦争後期に、日本軍は米空軍の飛来をゆるし、1945年3月10日未明、東京の下町の江東地区がB29約300機による空襲をうけ、死者10万をこす被害を出した。
日本人の指導者には、作戦の成否を予測する力はないのか。
人命の尊重はどのように考えられていたのであろうか。

それでも日本人は、原発の再稼働を選んだ。
一億総ざんげへの道。動き出したら止まらない。
この道は、いつか来た道。ああ、そうだよ、民族の歴史は繰り返す。

意思のあるところに方法はある。(Where there’s a will, there’s a way).
意思のないところに解決法はない。
意思は未来時制の内容であり、日本語には時制がない。
それで、日本人には意思がなく、解決法が見つけられない。
自然鎮火を待つのみか。成り行き次第。

>親戚のじいちゃんはガ島で地獄を見てきた。
>「あれは決して国のために尊い命を落とす姿じゃ無かった」という言葉を忘れない。
兵卒は優秀。参謀は愚鈍。日本語脳の定めであるか。理不尽に耐える心を養うべきか。
耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで、もって万世のために太平を開かんと欲す。

不自由を常と思えば不足なし。
座して死を待つか、それとも腹切りするか。
私の父は、玉砕した。何のお役に立てたのかしら。
安らかに眠ってください。過ちは繰り返しますから、、、、

わかっている、わかっている。皆、わかっている。
ああしてこうすりゃこうなると、わかっていながらこうなった、、、、、
十二歳のメンタリィティには、知恵の深さが見られない。教養 (洞察力) がない。
わかっちゃいるけど やめられない。ア、ホレ、スイスイ、、、、

白く塗られた黒いオオカミの足を見破ることは難しい。
だます人は悪い人。だまされる人は善良な人。おとり捜査は難しい。
この調子では、人の命はいくつあっても足りるものではない。
我々は、自らは望むことなく危機に陥る民族なのか。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/


投稿: noga | 2013年9月21日 (土) 23時17分

nogaさん、再訪問有難うございます

>日本人の指導者には、作戦の成否を予測する力はないのか
>意思のないところに解決法はない。  成り行き次第。
>ああしてこうすりゃこうなると、わかっていながらこうなった、、、
>我々は、自らは望むことなく危機に陥る民族なのか。

胸に刺さります。

官僚の私利私欲、責任を取らない体質
政治家のレベルの低下

何とかならないのかと思います。

投稿: mugen | 2013年9月25日 (水) 07時24分

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