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2014年8月21日 (木)

ロシア版シリコンバレー“スコルコボ” に学ぶ

「スコルコボ・プロジェクト」という、モスクワ郊外の街スコルコボにあるロシア版のシリコンバレー・プロジェクトで、税金やその他の誘因によって、ロシアでのイノベーションやハイテク産業の生産を盛り上げようと、ロシアが「特区」のような形を取って、力を入れているプロジェクトがある。

これは2009年にメドベージェフ大統領によって発表され推進されているもので、、世界の研究開発の中心地となるようなイノベーションハブにしたいという意図があり、
初期基金はロシア政府によっているが、運営は、「スコルコボ委員会」と言う非政府団体によって行われている。
既に両面画面のスマートフォンなどが制作されている。

2009年オバマ政権が政権発足1年で立ち上げた新エネルギー政策グリーンイノベーションは、当時目を見張った通り 着実に効果を上げている。

クリーンエネルギー関連予算約800億ドルに、民間などからの投資を合わせて1500億ドルのクリーンエネルギー事業が創設され、さらに既存に約900億ドルの事業が創設された。

再生可能エネルギーに関しては、234億ドルによって、25万3000人の雇用創出が計画され、また、民間などからの投資430億ドルによって、さらに46万9000人の雇用が創出される見込みという。

これらの施策によって、再生可能エネルギー利用発電量を09年当初の27.8ギガワットから55.6ギガワットに、
国内の再生可能エネルギー利用装置の製造能力を09年当初の6ギガワットから12ギガワットに、ともに倍増が計画された。

スマートグリッドについては、約40億ドルの助成により、4万3,000人の新たな雇用が創出され、また、民間などからの約57億ドルの投資により、さらに6万1,000人の雇用創出が見込まれ、

スマートメーターについては、現在の倍以上に当たる1800万台のスマートメーターの普及が見込まれている。
さらに、公的資金と民間投資によって設置台数は、13年までに2600万台、15年までに4000万台に達する見込みという。

また、エコカーについては、プラグインハイブリッド車、電気自動車、充電施設などインフラ整備、新たなクリーン燃料などへの投資として160億ドルのプログラムがありこれにより、15年までに3つの新たな電気自動車製造工場が立ち上がり、バッテリなど30の自動車部品製造工場が生産を開始する。

クリーン自動車関係のインフラ整備として、15年までに10数都市に1万ヵ所以上の充電施設を整備する予定となっている。

これらは
安倍政権の新成長戦略が具体性がない、一貫性がなくばらばら、等と評価されているが非常に参考にすべき事例と思う。

アベノミクス の成長戦略が伸びそうな分野を集めて成長戦略としているようなところがあるが
将来の日本のあるべき姿を想定してそのための国家戦略を描き成長戦略とすべきで、あれやこれややるのではなく日本のあらゆる英知、技術力を集中させまとまった資金を投入し目標と工程表を決めて一気に進める。
新エネルギー戦略として原発からの脱却のためあらゆる分野の専門家を集めての国家プロジェクトべきであろう。

まさに前にも書いたが脱原発を明確に国家の意思として示せば、日本の技術力をすれば一気に化石燃料から代替エネルギーへの移行が進み、
太陽熱、地熱、風力、海水発電、メタンハイドレードなどの開発が進む。要は乗り遅れてはならじという機運が生じ民間投資も進む。

また、日本食が世界遺産登録されて以来、日本食ブームが続いており、先日日本食の輸出が急拡大していると
報じられたがまさに国家的プリジェクトとしてふさわしい課題である。

休耕田を作るなど消極的な農業から、攻めの農業の展開、さらに水産、酪農と改革が進み、フランス料理、中華料理を凌ぐ世界に日本食の文化を広めることができる。
そのための投資、骨格作りを政府は行うべきである。

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