解散で流れが変わる?
総理の解散会見は力のないものだった。
大義がない事を暗に認識しているため言い訳がましく民主党時代との差を訴えるだけで
何とか国民に信を問う正当性と消費税増税延期がアベノミクスの失敗でない事を訴えることと
景気弾力条項をはずし必ず増税すると退路を断つことによって財政再建への強い意志を示したつもりであるが
現実、今回の増税で結果としてGDPが大幅に落ち込んだいわばアベノミクス失敗の流れの中で1年半延期した間にその手順も示さず増税の環境が整うとは思えない。
マスコミが各党の討論番組を取り上げるにつれ、圧倒多数の自民党のやり方に半ばあきらめかけていた
国民も改めて安倍政権の失敗、矛盾を認識することになる。
身を切る改革、税と社会保障のいったい改革の放置、再生エネルギーの買取延期と原発の再稼動、福島の復興の放置、拉致問題の放置、さらに選挙による緊急を要する景気対策の遅れなどなど
安倍総理の身勝手な解散が思惑通りにならない流れになるかも知れない。驕りの見える安倍総理に猛省を促す意味でも責任の一端がある力ない野党にも奮起を促したい。
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