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2015年6月

2015年6月27日 (土)

対応のまずさの極み 新国立競技場建設問題

国民の大ブーイングのなか2500億円の巨額の予算で新国立競技場の建設が進められようとしている。

文科省、JOCの対応のまずさから、船頭多くして船,山に登った状態になり、泥縄的にオリンピック担当大臣として
遠藤元文科副大臣が任命された。
いかにも無計画で場当たり的である。

巨額な費用と納期遅れが問題となっているのだが
財源が未定なままの費用2500億円は過去のオリンピックと比べるとあまりにも突出している。
ちなみに
2000年シドーニーは683億円
2004年アテネは367億円
2008年北京は511億円
2012年ロンドンは843億円
2016年リオは548億円

東京五輪の組織委員会はこのまま進めようとしているがこの突出ぶりをどう説明するつもりか
理念もポリシーもなく
安倍総理が2013年IOC総会で「他のどんな競技場とも似ていない真新しいスタイル」との発言に拘り

デザイナーのザバ氏との契約の問題、今からのデザイン変更は工期的無理などとの理由を挙げているが、なにしろ会長の森喜朗の発言力も障害となっていると思う。
自転車のヘルメットのようなアーチ型の天井を、とりやめれば工期、建設費とも大幅に圧縮出来るという。

ザバ氏のデザインは実際に建築されなかった物も多いという。
これだけ不評で後の維持管理費も膨大で問題の多い競技場を変更する勇気は誰ももっていないのかと思う。

そもそも理念、哲学が感られない。
オリンピックには金がかかりすぎるといわれてきた。悪しき前例になってはならず少なくとも過去最大のロンドンオリンピック以下の建設費でさすが日本といえるものを目指すべきであろう。

さらにいうなら国の財政状態、税金の使い方のバランス感覚を考慮しなくてはならない。
国の借金は増大を続け、年金は破綻し、医療費、福祉費用を削減しなければならない状態ではありえない判断である。

過ちては改むるに憚るなかれ、安倍総理の鶴の一声しかないか。

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2015年6月 7日 (日)

あまりにも杜撰 日本年金機構


日本年金機構の個人情報が125万件が流出したが
日本年金機構の意識の低さと管理のずさんさに開いた口が塞がらない。

事件は5月8日に発覚したにも拘らず28日に厚労大臣に報告されその4日後の6月1日にやっと公表された。

社保庁時代消えた年金5000万件の管理の杜撰さに社保庁は解体すべきという意見も多かったが,名前だけを日本年金機構に変えて存続させたが実態は何も変わっていなかった。

情報処理のためのパスワードをルール通り設定して、サイバー攻撃と分かった段階での迅速な対応をしていれば,かなりの件数の流出を防げたのに意識の低さや組織としての管理体制の不備が露呈した。

すでに不信の電話がかかってきたり,なりすましがないとも限らない住所、振込口座の変更が数百件も確認されているという。

何かにつけ責任の所在があいまいで誰も責任を取らないことが多く今回も責任追及の話がない。
塩崎大臣は反省すべき点は反省すべきと言っているが紋切り型の発言で終わらせるのではなく、今回のように重要な件については年金機構の責任者はおろか塩崎大臣まで責任を追及べきである。

そうでないとマイナンバー制度に組み入れることなど不可能になる。

甘利経済再生担当大臣も不安が払拭されるまでマイナンバー制度と年金の統合は延期すると発言している。

今やドイツのメルケル首相や安倍総理の携帯は盗聴され、内容が盗み取られる時代、サイバー攻撃も日常的になっているのに日本はあまりにも無策で対応が遅れている。

仮に対応策ができ,いかに良いシステムや管理体制ができても携わる職員に高い意識と責任感がないと同じことが起こる。

しっかりと責任を追及することで国民の不安と不信を払しょくしてほしい。

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