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2016年1月

2016年1月22日 (金)

柿本人麻呂と琵琶湖

C01811

柿本人麻呂

万葉集の代表的歌人。三十六歌仙の一人。持統・文武両天皇に仕えた。長歌の形式を完成するとともに、
短歌も数多く残し、後世、歌聖としてあがめられた。生没年未詳


淡海乃海 夕浪千鳥 汝鳴者 情毛思努尓 古所念

 淡海(あふみ)の海夕浪(ゆふなみ)千鳥(ちどり)汝(な)が鳴けば情(こころ)もしのに古(いにしへ)念(おも)ほゆ

 近江の海の夕波に集う千鳥よ。お前が鳴くと気持ちは深く、この地で亡くなられた天智天皇がお治めになった昔の日々を思い出す。

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2016年1月 2日 (土)

年頭所感

最近の各種統計を見るにつけ日本の地位の低下には憂わざるを得ない。
日本は、戦後国力回復を目指して一億の力を結集して頑張ってきた。そして世界最高水準に達する成長を成し遂げたがその成長を謳歌していた時代は長くはなかった。
敗戦後,アメリカ志向で一つの目標に向かって邁進する過程で日本人の粘り強く努力するよい面が発揮された。
反面、自主独立性の意識は低いまま知らず知らずのうちにそれが当たり前になった。

本質、根本を思考する習慣を忘れても、器用さがゆえに物事をこなした感があるが、そこには教育の一貫性のなさが大きな問題であった。
日本の推進原動力となる政治は、その場しのぎ的な短期施策が続き、場当たり的な思考が続いた結果、世界が進歩する中、日本は20年以上も成長が鈍化、下降が続いた。
今、安倍総理がグローバルスタンダードに照らし合わせ日本を変革していこうとしているがやや強引で自我的な手法が気にはなる。

元旦の記事に、かって世界最高水準にあった日本のGDPは2014年で世界の34位、アジアではシンガポール、ブルネイ、香港に次ぐ第4位にまで落ちたとあった。
もちろんGDPがすべてではないがこの傾向に注視、分析することによって軌道修正し新たなスタートを切らねばならない。

日本は世界に誇る2000年の歴史から醸成された文化、芸術面、思考、感情面の良い特徴がある。
今世界一の観光都市として京都が注目となっているがその良さが凝縮して京都に具現化されている結果である。
先に述べたように短期志向しかできない政治体制に問題があり政治に長期目標とその戦略が確立されていない。
安倍総理が掲げる新3本の矢の、例えばGDP600兆円も根拠の乏しい希望的数値に過ぎない。
いかに政権が変わろうと根本の哲学と変わらぬ目標がほしい。

日本のGDPの倍以上のスイスと、国土と人口は九州と同程度ながら農産物輸出額ではアメリカに次ぐ第2の
農業立国のオランダが日本の手本として目指すべき方向のように思う。

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