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2017年2月12日 (日)

トランプ大統領と安倍総理の日米首脳会談

トランプという人物を考えたとき
トランプは誰もが予想しなかった大統領選に勝利しそれだけですごい。
言ったもの勝ち的な姿勢がうかがえるが、違うと思えば発言をすぐに翻す。
行き当たりばったりのように見えるが戦略家で計算に基づいている。

過激な発言でキチガイ呼ばわりまでされたが
実はバカではなく、決断力があり勇気がありクレバーなアメリカで大成功を収めた企業家であると思う。
そして政治家にはない民間企業家のスピード感覚を持っている。

しかし、いかに経済的に成功したといえ、いわば政治の素人、そしてトランプの手法は相手の嫌がることを先制パンチとして発言するが、着地点はそれほど突拍子ではなく想定内である。

安倍総理といえば
国内の高い支持率を背景に、また世界的に外交を繰り広げ、先進国首脳でも古参になり、自信を持っているように見える。
ややもすれば傲慢とも思える態度はトランプに対しては逆に必要かもしれない。

日本人はマスコミも含め、最初から相手を恐れる傾向があり会談前からマスコミ、評論家などリスクについて
過剰な反応をしていたが日本はいちいち一喜一憂する必要はない。
逆に安倍総理はアメリカの巨大な力を利用するしたたかさを持ったらよい。

トランプ大統領と同じように、安倍総理も今回いかに個人的に親しく信頼関係を築いたとしても政治、経済では是々非々で対応し場合によっては簡単に前言を覆せばよい。
TPPに固守することなく柔軟に国益を考えて対峙してほしい。

トランプがメキシコの壁、入国禁止など世界の話題の中心になり騒然ととしている中、安倍総理との首脳会談が行われた。

今判断するのは早計かもしれないが、今回の首脳会談は成功であったと評価できる。
それは安倍総理がもくろんでいたことがほぼ達成されたからで
●尖閣諸島が守られること、南シナ海で中国を監視すること等で強固な同盟関係が再確認されたこと
●軍事費(アメリカ軍駐留経費)負担が米軍受け入れに感謝と評価されたこと、●自動車問題、為替問題などこれまでの攻撃的な発言がなかったこと。
●アメリカの経済と雇用へ貢献が提示できたこと(日本の新幹線のプロジェクトが推進されそうなこと)

トランプは政治的に素人だし閣僚も決めきれていない引け目があるのか、世界から総バッシングのなか、好意的に近づいた安倍総理に、先輩格として一目置いて異例の好待遇をしたのだと思う。
しかし楽観はできず、本番はこれからで中国との関係いかんでは豹変することもありうるかもしれない。あらゆる準備をしておかねばならない。

朝鮮のミサイル発射が報じられ最後のスピーチで”アメリカは同盟国である日本を100%支持する”と発言したことも中国、韓国、北朝鮮に大きなインパクトを与えたということでも大きな成果であった。

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