見苦しい麻生、安倍。晩節を汚すか
声を上げずにはいられない安倍、麻生体制。
今回の財務省の諸問題、これまでであったら何回も辞任しなければならなかったような問題に麻生の対応は、あまりにもひどすぎた。
国民は麻生が政治の中枢にいることに嫌悪し、この怒りをどこにぶつけたらよいかわからないストレスに陥っている。
大臣の手当12ヶ月170万円をもって責任を取ったという。
改ざん問題では人ひとり犠牲になっている。ふざけるなと言いたい。
安倍も麻生を盾に何とか逃れたいと思っているのが露骨になり、日本の美徳であった、正義感、誠実さ、謙虚さ、思いやりなどを壊してしまった。
この悪影響から日本が元に戻るには相当な時間がかかるだろう。
この傲慢で虚偽に満ちた政治をなぜマスコミは許しているのか
安倍総理の恫喝を恐れ対決しようとする骨のある新聞もTVもないのも日本の報道の大問題点であるとおもう。
籠池夫妻をあれだけ追い回していたのに加計理事長を追い回さず一回も取り上げられていないのは不思議としか言いようがない。
更に公明党を見ると、その存在意義が全くなくなっていしまっている。
安倍政権の暴走を許さないブレーキをかける、是々非々で臨むといっていたはずが、政権べったりを見透かされていまや全く骨抜きにされてされてしまった。
一方、野党の弱体化のために傲慢な安倍政権の受け皿がないという根本的な問題はあるが、安倍総理の腰巾着の山本一太参議院議員曰く
色々問題あっても外交で安倍総理以上できる総理はいないという。
しかし本当にそうだろうか、だまされてはいけない。
フォーブスがまとめた今年の「世界で最も影響力のある人物」ランキングでは次のようになっている。
1位習近平書記長
2位ウラジミールプーチン大統領
3位ドナルド・トランプ大統領
4位メルケルドイツ首相
でなんと安倍総理は36位の金正恩に後塵を拝し38位である。
因みに新しい指導者でさえも
12位フランスマクロン大統領
14位イギリスメイ首相
15位李克強首相に位置する。
上記ランキングを見ると世界で影響力がないのは一目瞭然
原因はただ金をばらまくだけで、はっきりとした日本の主張ができていないと思われているのだろう。
トランプ大統領と仲がいい、影響力があるというが、TPPや,鉄鋼、自動車など貿易関税一連の流れを見ると、いいように利用されているように見える。
いざというときにはあてにされていはいない。
ロシアのプーチンとも親交が厚いというが、北方領土問題を餌に経済支援を引き出そうとされているに過ぎない。
アベノミクスは成功だとして民主党時代と比して自慢するがやはり世界と比べてみると違うとわかる。
直近5年間の1年あたり経済成長率で見ると主要先進国では最下位となっている
アメリカ 3.8%
中国 13.2%
日本 -5.2%
ドイツ 0.0%
イギリス 3.4%
フランス -1.5%
インド 4.0%
イタリア -2.8%
ブラジル -3.2%
カナダ -0.5%
GDPの推移を見てみると
2000年のGDPより2015年で下回っているのは日本のみで経済成長をとても誇れるものではない。
安倍さんの代わりはいないというが、このように実績は乏しく、政治不信を生み民主主義の根幹を揺るがしたまま続投することがいかに国益を害するか計り知れない。
今は愚直であっても正道を歩む総理大臣が必要である。
今の流れでは安倍再選の流れと言われているので、国民はその怒りを選挙の機会にしか表わせないことを肝に銘じて安倍政権を監視していかなければならない。
安倍、麻生には政治家として、人間としての晩節を汚さないようにとだけは忠告しておきたい。
| 固定リンク
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 桜を見る会を安倍総理独断でやめるな (2019.11.14)
- 首相のさくらを見る会は実は首相後援会の恒例行事だった。(2019.11.11)
- 2議席を獲得!「れいわ新選組」山本太郎あっぱれ!(2019.07.23)
- 令和新撰組10人の衝撃波を拡散し応援する(2019.07.08)
- 茶番、党首討論のナンセンス(2019.06.20)
コメント