宇宙
2020年12月15日 (火)
2020年12月14日 (月)
日本の誇り はやぶさ2号の成功
12月6日
はやぶさ2号が小惑星「リュウグウ」から採取した地下物質の入ったカプセルをオーストラリアの砂漠に投下しその回収に成功した。このニュースが世界を駆け巡りこの偉業を称賛されている。
「はやぶさ2」のミッションは、太陽系の誕生と生命誕生の秘密に迫る為
小惑星リュウグウの表面に人工的なクレーターを作り、地下のサンプルを持ち帰る事だった。リュウグウに2度タッチダウンし世界で初めて地下物質の採取に成功。
リュウグウとは
地球からの距離は約3億km(太陽・地球間距離は1.5億km)。
直径が約900mの小惑星で、太陽系が生まれた頃(今から約46億年前)の水や有機物が、今でも残されていると考えられている。
地球の水はどこから来たのか、生命を構成する有機物はどこでできたのか。そのような疑問を解くこと、また、最初にできたと考えられる微惑星の衝突・破壊・合体を通して、惑星がどのように生まれたのかを調べることも「はやぶさ2」の目的。
小惑星探査機「はやぶさ2」が地球にカプセルを投下後に軌道を変更し新たな探査を行うために、小惑星「1998KY26」に向かった。
地球と火星の間を回る小型の小惑星で、到着は11年後の2031年7月の予定。
この小惑星は大きさが約30メートルで、高速で自転しているとみられる。はやぶさ2が探査した小惑星「リュウグウ」のように水や炭素が豊富な可能性があるといわれる。
今回の成功で「はやぶさ2」は
小惑星リュウグウに 地球から指令を電波で送って探査機に届くまでに17分の距離での探査機とのやり取りで
新しい技術を使った太陽系天体探査技術を見事に成功させ世界最先端におどりでた。
日本の誇りである。
追記 12/15
はやぶさ2 ミッション「完全に完遂」 リュウグウ“ガス”と“砂”採取
2020年11月18日 (水)
日本人の誇り 野口 聡一宇宙飛行士
2020年11月17日
民間の宇宙船としては初めて運用段階に入った「クルードラゴン」の1号機は、日本人宇宙飛行士の野口聡一さんら4人を乗せて国際宇宙ステーションとのドッキングに成功し、野口さんたちは国際宇宙ステーションに乗り込んでおよそ6か月の長期滞在が始まった。
糸井重里氏との対談より抜粋
もともと「宇宙」という言葉は時の広がりと空間の広がりの両方を指す、という語源の話もありますが、宇宙を語るときに、今から138億年前に発生したビックバンからはじまる宇宙の話をすることもあれば、「宇宙」という舞台でどういうビジネスができるのかと、利用できる空間としての話をする場合もあります。一方で天文学者は遥か彼方に瞬く星空の挙動を観察していますし、宇宙が与えるインスピレーションが地上の創作活動にどんな影響を与えるのか?そのような形で捉えるアーティストもいます。つまりそれぞれの立場で見つめる宇宙像、自分にとっての宇宙の姿があってしかるべきだなと、思うんです。その上で我々宇宙飛行士は、広大な宇宙のほんの一部にすぎない、地球の周りしか実際には見ていないわけです。ですから地球の重力を振り切って、人間が行くことができる範囲の場所というのが、宇宙飛行士にとっての「宇宙」という言葉ではないかなと思います。
野口 聡一
昭和40年 神奈川県横浜市生まれ
略 歴
平成 3年 東京大学大学院修士課程修了
平成 3年 石川島播磨重工業(株)に入社
航空宇宙事業本部に所属し、ジェットエンジンの設計及び性能試験業務を担当
平成 8年 5月 NASDA(現JAXA)が募集していた宇宙飛行士候補者に選定される
平成 8年 6月 NASDA(現JAXA)入社
同年8月からNASAが実施する第16期宇宙飛行士養成コースに参加
平成10年 4月 NASAよりミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)として認定される
同年7月から8月、ロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センター(GCTC)における基礎訓練コースに参加。その後NASAにおいてMSの技量維持向上訓練を継続すると同時に、宇宙飛行士の立場から「きぼう」日本実験棟の開発支援業務に従事
平成13年 4月 国際宇宙ステーション(ISS)組み立てミッションであるスペースシャトル(STS-114)の搭乗 員に任命される
2014年2月26日 (水)
宇宙飛行士若田光一さんの日本列島の夜景写真
宇宙飛行士の若田光一さんのツイッターで日本列島の夜景が掲載されているので紹介
します。その他数多くの貴重な写真が掲載されています。
昨晩(2/23)の日本列島の夜景です。太平洋側から撮影しました。四国から北海道まで写っています
■プロフィール
若田光一(わかた こういち、Koichi Wakata、1963年(昭和38年)8月1日 - )
日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)に所属する宇宙飛行士。博士(工学)。
これまでに3度、アメリカ航空宇宙局(NASA)のスペースシャトルに搭乗して宇宙飛行ミッションを行った。
2013年11月7日 ソユーズTMA-11Mにて国際宇宙ステーションへ。
現在2度目のISS長期滞在中。
■ISSとは
国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された巨大な有人実験施設です。1周約90分というスピードで地球の周りを回りながら、実験・研究、地球や天体の観測などを行っています。
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2012年6月17日 (日)
宇宙エレベーターを知っていますか
宇宙エレベーターは1979年にSF作家アーサー.C.クラークが発表したもので上空36000kmを飛行する静止衛星と地上をケーブルで結んでエレベーターで行き来するというものだが
宇宙と地上を結ぶ強い強度のケーブルがなく実現できないと思われていた。
しかし1991年物理学者飯島澄夫がカーボンナノチューブという高強度(鋼鉄の400倍)で超軽量の物質を
発見したことで現実味を帯びたものになっている。
宇宙エレベーターができるとスペースシャトルに比べてコストが格段にやすく、1kgを宇宙に運ぶのにスペースシャトルだと170万かかるのに対し宇宙エレベーターの場合1万円と試算されているという。
宇宙旅行も夢物語ではなく、アメリカには既に宇宙エレベーター建築のための会社が設立され2031年の開通を目指している。
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2012年6月 5日 (火)
宇宙の不思議-太陽系の誕生
太陽系は宇宙に漂っていたチリやガスの特に濃密に集まっているいる領域「星間雲」から約46億年前(宇宙誕生から約90億年後)に誕生した。
ガスやチリは回転しながら1か所に集中し中心に太陽系の核となる原始太陽が生まれた。
そして回転の遠心力によってだんだん平らになり原始太陽系の円盤が形づくられていった。
その中で衝突、合体をくり返し微惑星が生まれた。さらにそれが現在の惑星や小惑星に成長した。
太陽系最大の惑星は木星でその質量は地球の約318倍ある。
太陽は木星の約1000倍以上の質量があり、地球の約33万倍ある。
さらに太陽は太陽系の質量の99.9%を占めるというから太陽系は太陽そのものと言ってもいい。
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2012年5月24日 (木)
宇宙の不思議
私は兼ねてから宇宙に関心を持っている。
興味深いものをいくつか紹介したい。
まず今の宇宙は137億年前ビッグバンで誕生されたとされている。その宇宙全体の中にある銀河の数は約1500億。
1つの銀河の中にある星の数は約1000億個なので宇宙の中にある星は150垓(がい)(億、兆、京、垓)というから文字通り天文学的な数である。
われわれ地球がある太陽系は銀河系(別名天の川銀河)の中心から2800光年離れた外側に位置している。
宇宙は膨張し続けていてその大きさはというと、
地球から観測できる最も遠い銀河はIOK1といい(ちなみにこの銀河は日本がすばる望遠鏡で2006年に発見)その距離は何と128.8億光年というがもはやぴんとこない。
ちなみに北極星は
地球から430光年の距離にあり、今、目にしている北極星は430年前即ち織田信長の時代に発せられたものだから不思議な感じがする。
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