総務省の発表によると、37年連続子供の数が減少し1553万人(前年比△17万人)となった。
出生数の減少が主な原因だが、日本の人口は2055年には1億人を割れ2100年には8400万人まで減少すると予想されている。

人口の減少は国力の減退に他ならず、生産に携わる年齢層の減少と高齢層の増加は、社会福祉のバランスを危ういものとする。
このことは30年前から予想されており政府の課題とされていたにも拘らず無策であり、今また数字を示すだけで有効な策を取ろうとしない。
出生率を問題にしても票につながらず自分の任期を考えた目先の事ばかりで国の将来を考えているとは思えない。
大臣をはじめ国会議員の意識によるところが大きいのである。



子供の日、端午の節句を改めて調べてみると
端午の節句は、昔から行われている行事のことで、もともとは病気や災いをさけるための行事であった。 その行事のために使っていた「菖蒲(しょうぶ)」が武士の言葉や道具に似ていることから、だんだんと男の子をお祝いする行事になっていった。
今では子どもたちみんなをお祝いするようになっている。
何故こいのぼりを飾るかというと「鯉」という魚は、強くて流れが速くて強い川でも元気に泳ぎ、滝をものぼってしまう魚。
そんなたくましい鯉のように、子どもたちが元気に大きくなることを願う意味が込められています。五色の吹流しは、子どもの無事な成長を願って悪いものを追い払う意味が込められています。
柏もちは柏の葉が、子孫繁栄の縁起を担ぐとされています。
菖蒲湯(しょうぶゆ)は菖蒲の葉っぱは香りが強いため、病気や悪いものを追い払ってくれるとされています。
かぶとを飾るのは、兜が体を守るために使われていた為、子どもの身を守って元気に大きく育つようにという意味が込められています。
純真無垢な子供たちに良い社会を引き渡していくのは大人の責務と思う。
5月5日こどもの日は改めてそのことを考える機会でもあると思う。
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